ロープアクセス×塗装でここまで変わる|足場不要でコスト削減した実例を公開
近年、改修工事において注目されているのがロープアクセスによる外壁塗装・補修工事です。
特に昨今は、
- シンナー不足による材料コストの上昇
- 人件費の高騰
- 足場費用の増加
といった背景から、**「いかに無駄なコストを削減するか」**が重要になっています。
その中で有効な手段として選ばれているのが、
**足場を設置しない“ロープアクセス工法”**です。
本記事では、実際の施工事例をもとに
どのくらいコストが下がるのか、なぜ安くなるのかを具体的に解説します。
目次
ロープアクセスとは?改修工事における新しい選択肢
ロープアクセスとは、建物の屋上などからロープを垂らし、作業員が安全装備を着用して外壁作業を行う工法です。
従来の外壁改修では足場の設置が前提でしたが、ロープアクセスを活用することで
- 足場設置・解体が不要
- 必要な箇所のみピンポイント施工
- 短期間での対応が可能
といったメリットがあります。
【実例】5階建てマンション外壁塗装でのコスト比較
ここでは、実際に当社が対応した案件をもとに比較します。
■ 物件概要
- 5階建てマンション(約20戸)
- 外壁一部劣化・クラックあり
- 全面塗装ではなく部分補修+塗装
■ 従来工法(足場あり)の場合
- 足場設置費:約120万円
- 塗装・補修費:約180万円
- 合計:約300万円
さらに、足場設置・解体に約10日程度かかり、
工期は約3〜4週間となる想定でした。
■ ロープアクセス工法の場合
- 足場費:0円
- ロープ施工費:約160万円
- 合計:約160万円
👉 約140万円(約45%)のコスト削減
工期も約10日間で完了し、
約60%の工期短縮となりました。
なぜここまでコスト差が出るのか?
単純に「足場がないから安い」だけではありません。
ポイントは3つあります。
① 足場費用が丸ごと不要
外壁改修工事では、実は
全体費用の30〜50%が足場費
と言われています。
ロープアクセスではこれが不要になるため、
それだけで大幅なコスト削減になります。
② 必要な箇所だけ施工できる
足場工事は「全面施工」が前提になりがちですが、
ロープアクセスでは
- 劣化部分のみ補修
- 必要な面だけ塗装
といったピンポイント施工が可能です。
これにより、
- 材料費削減(塗料・シンナー使用量減)
- 人件費削減
につながります。
③ 工期短縮=間接コスト削減
工期が短くなることで、
- 職人の稼働日数減少
- 管理コスト削減
- 入居者対応の負担軽減
といった見えないコストも削減されます。
シンナー不足時代にロープアクセスが有利な理由
ここが今の市場で非常に重要なポイントです。
塗装工事ではシンナーの使用量が多いほど、
- 材料確保リスク
- コスト上昇
- 工期の不安定化
が発生します。
しかしロープアクセスの場合、
- 施工範囲を限定できる
- 使用材料を最適化できる
ため、結果として
👉 シンナー使用量の削減=供給リスクの回避
にもつながります。
ロープアクセスが向いている建物・ケース
すべての現場に適しているわけではありません。
特に効果が高いのは以下のケースです。
- 部分補修・部分塗装
- 漏水箇所のピンポイント対応
- 中小規模マンション(3〜10階程度)
- 足場設置スペースがない建物
- コストを抑えたい改修
逆に向いていないケース
正直に言うと、以下は足場の方が適しています。
- 全面大規模改修
- 長期間の連続作業
- 重機・大型機材が必要な工事
👉 だからこそ重要なのは
**「ロープか足場かを正しく判断できる会社」**です。
よくある失敗例
実際に多いのが、
- 安さだけでロープアクセスを選ぶ
- 調査不足のまま施工する
- 結果的に再工事になる
といったケースです。
ロープアクセスは高度な技術が必要なため、
経験と判断力が品質に直結します。
当社の強み|コスト削減+品質確保の両立
当社では、
- ロープアクセス専門技術者による施工
- 漏水調査と組み合わせた原因特定
- 水性・溶剤を含めた最適材料選定
- シンナー供給リスクを踏まえた工程設計
を行い、単なるコスト削減ではなく
“無駄を省いた適正価格の工事”
をご提案しています。
まとめ|これからの改修工事は「選択」で差がつく
これまでの常識では、
外壁工事=足場が当たり前でした。
しかし現在は、
- 材料不足(シンナー問題)
- コスト上昇
- 人手不足
といった背景により、
工法選びそのものがコストに直結する時代です。
その中でロープアクセスは、
- コスト削減
- 工期短縮
- 柔軟な対応
を実現する有効な選択肢です。
【無料相談】足場が必要かどうか、まずはご相談ください
- 見積りが高いと感じている
- 足場が本当に必要か分からない
- 部分補修で済む可能性を知りたい
このような場合は、
現地調査にて最適な工法をご提案いたします。
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